お客様各位
【5月20日:今朝の状况】
※為替(ドル/円):1ドル=127円77銭【07:00現在】
※N.Y.ダウ: 31,253.13(-236.94)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売: 9287.0(+22.5)
②午後売: 9396.5
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅: 4.182(-0.0575)
④金: 1815.9(-2.3)
※WTI原油先物($/bbl)
⑤原油:112.21(+2.62)
※本日時点予想計算値:国内銅建値(/kg)
①ロンドン午前:1240円
②ロンドン午後:1250円
③N.Y. : 1230円
※ニューヨーク為替引値(円)
127.8-127.83(0.42円高-0.41円高)
【5月19日:昨日の状況】
※国内銅建値1230円( 5月19日より-20円)
《相場下落と決算》
※銅建値は、また下がりました。直近のピークであっ
た4月22日の137万円が、1ヶ月足らずの間に14万円下
がり昨日5月19日で123万円です。 建値ベースで見る
と、89.8%なので、ちょうど1割下がったと言えます。
※つい最近も書きましたが、在庫を1億円持っている
人は、1割減ですから1,000万円含み損ということにな
ります。相場下げ目局面で上手く売り逃げても、含み
損0という人はいないでしょう。
悔しーです。
※さて、相場が下がって悔しくないのは「a利益の出
ていて、b決算期を迎えようとしている会社の社長」
です。
※例えば今月5月末が決算で、1年間の予想利益が2,000
万円になりそうだとします。 このまま決算を迎える
とざっくり利益の50%1,000万円を税金として、7月に
払う必要があります。
※ところが、含み損1,000万円を吐き出し、予想利益が
1,000万円(2,000-1,000=1,000)となると、支払う税
金は利益の50%500万円となり、実質的な節税となる
為、そんな社長はさほど悔しくはない。
※支払う税金が少なくて喜ぶとはこの非国民!納税は
国民の義務だぞ!と思われた方、“社長指数“、特に
“金属スクラップ会社社長指数”が低いです。
実は、税金が少なくて喜んでいることもあるにはあり
ますが、ここからがポイント。
※「期初は相場が安いほうが年間を通じて利益を出し
易い」ので、出来ることなら新しい期=6月1日を、相
場が安い時に迎えたいのです。
なかなか通な話です。
おまけ:ちなみに弊社5月決算です。
※雑線(ヤード持込):【5月19日現在】
【1】ワイヤーハーネス:450円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):420円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):370円前後
【4】雑線B :280-310円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
以上